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届かなかった想い。|【この恋あたためますか】5話 感想ネタバレ!

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この恋あたためますか 5話 感想 考察

届かなかった想い

誰かにプレゼントをする時、送る側は何を想って相手に渡すだろうか。この時計を相手に付けて欲しい。この香水をつけていい匂いになってほしい。おもちゃを買って遊んで欲しい。それぞれプレゼントによって想いは異なるだろう。しかし、共通することがある。それは、”相手に幸せになってほしい”ということだ。

この恋あたためますか第5話では、4人の恋模様が一気に進展を見せた回であった。新谷(仲野太賀)は樹木(森七菜)に、里保(石橋静河)は浅羽(中村倫也)に、それぞれ想いを打ち明けた。これまで沸々と煮え切らなかった関係が、遂に動き始めた。

新谷の告白を受けた樹木は、嬉しいもののどこか浮かない表情を並べた。それはきっと、一度は浅羽に対しての気持ちに踏ん切りをつけたが、職場で顔を合わせてしまう日々の中で捨てきれなかった想いからであろう。樹木から発せられた「ありがとう」という返答には、何とも歯切りの悪いニュアンスが込められていた。

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一方、里保に告白された浅羽は、里保の想いを受け止めた。「今度はワガママ言うからね」と、良い彼女になろうとしていた過去と決別し、心からお互いを分かり合おうとしている里保の気持ちがその言葉に含まれていた。

浅羽も、始めは里保と同じ思いなのだろうと、だから告白を受け入れたのだろうと思ったのもつかの間。「どうしてスイーツが嫌いになったの?」という里保の問いに対しての返答が、「食べ過ぎたから」だったのだ。

決して気持ちが同じ方向には向いていないのであろうと感じ取れてしまったあの返事には、冬の寒さに似た切なさを感じた。

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そして終盤。浅羽が社長を解任されたと聞き、社長と社員という関係性が終わってしまうことを危惧した樹木は、浅羽の元へ走り出す。約束したスイーツを渡すため。ではなく、”想いを届ける”ために。

樹木は、常に浅羽のことを考えてスイーツを作ってきた。会見では「社長は嘘をつかないから。」と言っていた。それもあるかもしれない。しかし、社長に喜んでもらいたい。幸せになってもらいたい。そういった想いでスイーツを作ってきたのだろう。だから、樹木の作ったスイーツがより多くの方の幸せにつながり、大ヒットを遂げたのだろう。

しかし、樹木のスイーツは浅羽の口に運ばれることはなかった。地下駐車場に響き渡ったスイーツの落下音は、届かなかった想いの絶望さを表していた。床に飛び散ったスイーツは、約束が果たせなかった想いが伝わって息苦しくなった。

果たして、樹木の想いは届くのか。また、社長を解任された浅羽はどうなるのか。次週が待ちきれない。

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