
この恋あたためますか 4話 感想 考察
計算高く大胆。掴めないからこそ惹かれる
恋愛において、綺麗ごとだけではうまくいかないことがある。優しい人が好き。大事にしてくれる人が良い。顔は関係ない。などなど、好みのタイプを聞かれると、先述したような回答が軒並み顔をそろえるだろう。
しかし、実際はどうだろうか。必ずしもそういった人に惹かれるだろうか。確かに、作中での新谷(仲野太賀)は、誰に対しても優しく人想いで、努力も惜しまない。本当に素晴らしい人柄だ。もちろん、新谷に惚れる人も多い。こんな人と付き合えたら、幸せになれるだろうな、と思うだろう。
だが、樹木(森七菜)の場合はどうだろうか。第4話ラスト、新谷にキスされるまで恋愛対象として見ていなかっただけでなく、一途に浅羽(中村倫也)の事を想っていた。社長として頭の切れる行動からも見て取れるように、計算高く大胆。何を考えているのか掴み切れない存在。そんな彼に樹木は惹かれたのだ。

浅羽と新谷のコントラストを見ていると、恋愛は綺麗事だけではうまくいかないのだとヒシヒシ感じられる。どこまでも誰かの見方でいてくれる新谷の恋の行方を応援する一方、浅羽が樹木や里保(石橋静河)とどう向き合っていくのかが気になってしょうがない。
この”気になってしょうがない”というところが、恋愛のキーであるのかもしれない。だが人は、優しく寄り添ってくれる存在も欲する。
優しさや冷たさ、繊細さや大胆さが混ざり合う4者4様のキャラクター。それぞれがどのような恋模様を描いていくのか、次回が待ちきれない。
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